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1985.12.07札幌生まれ 10歳からJAZZダンスを学び、19歳より1年間NYへ渡米。sujitap, Michelle Dorranceに師事。詳しいプロフィールはメニュー欄の「プロフィール」よりご覧ください。


by tsubura
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血を知る

自分が好きだと思うものは結構変わらないと思う。
今思えば
小学校くらいの頃に好きだったことが今仕事になってる。

20歳の頃ニューヨークに留学した時、
見るものがすべて新鮮でよく写真を撮ってた。
その時の写真を見返すと、あの時は名前もよく知らなかった絵。
今はその作者の作品がとても好きでよくみていたり。

血は争えないってよく言うけど最近はそう思う。

「歴史を学べ」って、「learn the history」って言われたけど。
Jazzの歴史もそうだけど
自分の歴史もちゃんと表現したい。

自分は昔、ダンスしてたんだよってこととか。
これが好きなんだよってこととか。好きだったんだよってこと。
でもそれよりもっと前のこと。

私の名前をつけてくれたおじいちゃんも
芸術を愛してやまなかった人だってこと。
おばあちゃんは体動かすの大好きだったってこと。
おばさんは絵を描くってこと。

血をたどれば、そういうこと。
歴史をたどれば、そういうこと。

それがわかると今自分が置かれている立場がわかってくる。
小さい時小さい世界しか知らなかったように。
今も小さい世界だとすれば、
大きい世界を見るために、感じるために、今すべきこと。

ステージでは
じいちゃんにお願いする。
後ろの黒い人にもお願いする。
ステージの上では、とっても信心深い。
降りたら無宗教の人だけど。

じいちゃんは頑固だったから、その人に受け入れてもらえるためには
自分はちゃんと透明でなければ。

ごめんねって思いとか
苦しいよって思いとか
あるならそれも出してしまいたい。
それで今苦しい人が救われる瞬間もある。
by Tsubura | 2012-02-14 00:37 | 日記