自分の求める音楽
2009年 04月 16日
「気楽にやれよ」
NYに居たときに言われた。
私は、小さい時からダンスを始めたわけじゃなかったから、
そんな気軽にやってたら先に進めるわけがない、
上にいけるわけがない。気軽になんかやってられない、
一生懸命やってなにが悪いのーーー???
と思った。
今でも
”中途半端に”「みんなで一緒に」とかあまり好きじゃない。
けど、「気楽に」ってなんかもっと違う意味なんだよね、
自分に気軽になれる余裕が持てればもっと違う。
楽しめる余裕。
もちろん一生懸命やってる上での余裕だけど。
肩が張った音楽はお客さんの肩もこわばるだろう。
気軽な音楽はお客さんも気軽に聴けるんだよね。
今自分がどこの音楽に向かって歩いて行くのか。
お客さんの反応や、プロの意見ですら、
ある意味では関係ない、
新しいことや、自分の中身を掘り下げる作業には
批難と疑問が必ずついてまとう。
でも必ずという信念と、自分自身の芯。
そして捨てる勇気。
自分の中から自然と出る何かに電波を当てていく。
120%出してみたり
前出たものをなぞってみたり
駄目なものが必ず自分らしさ。
自分の肌で感じる感覚に必ず従う。
悪い電波のところでは何も生まれない。
踊ってるのか、
踊らされてるのか。
誰かが私の体を借りてるのか。
でもその感覚があるから、緊張しない。
「大丈夫、誰かが踊ってくれる。」と。
そして、
「大丈夫、今の私のままでしか出せない、
練習したものでしか出せない、」と。
それが「気軽に」なのか?
ダンスは私の人生に
いろんな人の絆を与えてくれた。
絆を大事にしていくことこそ
私の求める音楽かな。
ま、いっかー
タップと寝よ